人類生態学教室D1の水野くんの論文が受理、掲載されました。
染色体末端のテロメアの長さは細胞の老化の指標と考えられており、カドミウム(Cd)などの重金属類への曝露で短縮することが示唆されています。今回の論文は日本の女子大学生を対象として、Cd曝露とテロメア長との関連について、対象者の属性や生活習慣を考慮して検討しました。結果として、今回の対象集団では尿中Cd濃度(Cdの慢性曝露指標)と血中テロメア長との間に有意な関連は見られず、その点と生活習慣等の影響の可能性について考察しています。
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