卒論生
卒論生は、先生にいわれたことを漫然とこなすのではなく、自分が本当に興味のあることを、とことん研究してほしいと思います。失敗を恐れる必要はありません。このプロセスで、創造することのおもしろさを経験することは、研究者に限らず社会のあらゆる領域で活躍するための大きな基礎となるでしょう。
当研究室で修士課程の入学を目指すかたであれば、他大学の学生も受け入れることもあります。その場合は指導教員を通して相談してください。
大学院生(修士課程・博士課程)
修士課程の最初の半年間は、人類生態学および関連領域の授業をうけて、基本的な知識と考え方を習得しつつ、自分の興味に照らしながら研究テーマを考えます。1年生の夏休みから本格的に研究をはじめ、その成果を修士論文としてまとめます。修士論文の内容は国際的な学術雑誌に投稿しましょう。修士課程は、研究者になるためのトレーニング期間なので、分析や論文の書き方を含めた一連の研究の方法をスタッフが丁寧に指導します。
博士課程の大学院生は、独立した研究者として研究をすすめ、将来的に自分のプロジェクトや研究室をリードするための能力を養います。自分で研究計画をたて、実行し、論文を作成し、それを世界に向けて発表してください。時間が自由になる学生の特権を生かし、国内外のラボにでかけて武者修行をしてください。教室スタッフはそれぞれの段階で相談にのり、必要なコメントをしますので、主体的に研究を進めてください。この時期には、確固たる自分の研究領域をつくる必要があります。成果を論文として発表するのは基本であり、そのうえであなたが人類生態学あるいは関連分野の専門家として認められることがとても大切です。
修士課程に入学するためには、毎年8月に実施される筆記試験(
参考図書
こちらに参考図書をリストアップしています。
ポスドク
人類生態学教室で日本学術振興会PDなどのポスドクとなることを
連絡先:umezaki <at> humeco.m.u-tokyo.ac.jp
2019年4月