インドネシア・西ジャワ農村調査

2019年9月中旬、今年もインドネシア・西ジャワの農村へ調査へ行ってきました。

西ジャワ州バンドン市にある空港へ到着後、まずは現地カウンターパートであるパジャジャラン大学の教員やスタッフの方々と打合せ。来年はより大きな規模で調査をする予定なので、その準備や必要な手続きについて確認しました。

その後、例年調査をしている農村へ。昨年までは村の中程までしか車で入ることができなかったのですが、今年は村長の家までコンクリートで舗装されており、車で横付けできるようになっていました! この道はまだ完成ではなく、もう少し先まで舗装する予定だそうです。毎年訪れる度に、スマートフォンやウォーターサーバーの普及など村の変化や発展を感じますが、今年はとくに大きな発展でした。

今年は滞在期間が短く、調査内容は基礎情報のアップデートと世帯のFood Insecurityに関する質問紙調査のみ。これに加えて、5歳未満の小児の体重を毎月計測している”posyandu”のデータをもらうことができました。付近の村落を含めた地域のもので、合計159人分あります。これで成長曲線を描いてみたいと思います。また、過去にもう少し現金経済の浸透している地域のデータも得ているので、両地域の成長曲線を比較してみるのも楽しみです。

新しく舗装された道。訪問直前にできたそうです。

バソ売りが来ると人がたくさん集まってきます。大人気です。

子ども向けに、絵のついたヤドカリが売られているそうです。家で初めて見たときはびっくりしました。