ラオス・ウドムサイ県村落予備調査

ラオス・ウドムサイ県村落で予備調査を実施しました。


ラオス国立農林業研究所の協力のもとで、当研究室の梅崎教授、名古屋大学・東邦大学の研究者、および修士課程2年の張、計4人でラオス北部、ウドムサイ県の山村部において一週間の予備調査を行いました。今回の予備調査において、2018,2019年度に実施した調査に加えて新な調査対象となる村落を選出するため、ウドムサイ県内で計8つの村を訪ね、村の基本情報や生業についてインタビューを行い、また河川および生活飲料水のサンプル採集を実施しました。ウドムサイ県の農村部では、近年の市場経済化に伴い、サトウキビの契約栽培が盛んに行われるようになり、また労働力不足が原因に加わり、除草剤や殺虫剤が一般的に使用されるようになりました。研究室では、近代化による影響をより総合的に捉えようとして、研究地域でのファイトケミカルの摂取や腸内細菌叢の変容などの課題に加え、残留農薬およびPAH類を含む環境汚染物質のバイオモニタリングを実施しようとしています。
今回の予備調査期間中に、比較的標高の高い焼畑村や標高の低い水田村をいくつか訪ね、村の上流部と下流部、および飲料水からサンプル採集を行いました。これらのサンプルを用いて、農薬の残留および拡散について予備分析を実施する予定です。

標高1000メートルに位置するトゥカ村からの眺め、連綿と続く稜線の下で焼畑が広がっています。

 

道中、何度も泥にはまる車に遭遇しました。雨季での移動にはトラクターが不可欠となります。

 

ナーサワン村での食事、アヒルの血のラープ、ライム、山菜炒め物、あぶらなとアヒル、田鰻のスープ、大変なご馳走でした。

(文責: Zhuren Zhang・修士課程2年)